怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応する  いのちと平和のための6.19大行動

 

「元米兵による残虐な蛮行糾弾!犠牲者を追悼し米軍基地の撤退を求める沖縄県民集会」

 

 沖縄県民大会に呼応して2016年6月19日、いのちと平和のための国会大行動が行われ、1万人が参加。沖縄の県民大会の人々と心を合わせ、この度の悲しい事件に1分間の「沈黙」を行った後、「女性の殺害、徹底糾弾」「海兵隊は今すぐ出てけ」とコール。県民大会での翁長雄志知事のあいさつが同時中継されると大きな歓声と拍手がわき起こった。

 

 「止めよう! 辺野古埋め立て国会包囲実行委員会」の外間三枝子さんは、「こんなに惨めで醜悪な政権があろうか、日米地位協定の改定も言い出せない。日本を変えるためにできることをやっていこう」と開会あいさつをした。

 

 沖縄から駆けつけたオール沖縄会議の大城悟(沖縄平和運動センター・事務局長)さんは、「沖縄に思いを寄せてつながりあう気持ちを示している全国のみなさんに感謝します」と話したうえで、「1950年に起きた6歳の少女の痛ましい事件から、少しも改善されていない。もう我慢の限界だ!! 沖縄の未来のために連帯を一層強めて安倍政権に迫り、基地のないこの国をともに作ってまいりましょうと」と訴え、「未来のため、子どもたちのため、基地のない平和な沖縄をつくるため、全国のみなさんと連帯を強めながら、安倍政治にしっかり対じしていきます」と決意を表明した。

 

 総がかり行動実行委員会の小田川義和さんは「市民と野党の共闘の力で、自公を少数に追い込み、野党の勝利のために力を寄せ合っていこう」と呼びかけた。

 

 作家の落合恵子さんらがスピーチ。民進党の初鹿明博衆院議員、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員、社民党の吉田忠智党首があいさつした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈とき〉2016年6月19日(日)14:0015:30

 〈場所〉国会正門前、北庭前・南庭前、並木通り歩道上

 

●米軍基地は大幅整理・縮小

 ●辺野古新基地断念

 ●地位協定は抜本改定

 ●戦争法はいますぐ廃止

 ●海兵隊は全面撤去

 ●安倍内閣は退陣

 ●参院選で野党は勝利

 

13:45 プレコンサート(宮城善光)

 14:00 開会

 オール沖縄会議代表

 国会議員:民進、共産、社民、生活から各5分

 市民団体から 落合恵子さん、清水雅彦さんなど。

 15:30 閉会

 

【共催】戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会/「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会

 

2016年6月19日に米軍属女性暴行殺人事件に抗議するため那覇市の奥武山(おうのやま)公園陸上競技場で2012年以来4年ぶりに「県民大会」が開かれる。県民大会(「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」)と連動する「怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応するいのちと平和のための6・19大行動」が同日午後2時から国会正門前で開かれる。

 

集会は「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」と「『止めよう!辺野古埋め立て』国会包囲実行委員会」の共催。

 

18日から19日にかけて全国アクションとして東京含め32都道府県でも集会が開かれる。

 

 集会は地位協定の抜本改定、米軍普天間飛行場辺野古移設計画の断念、海兵隊の全面撤退などを求める。実行委員会などが15日、衆院第2議員会館で記者会見し、事件を本土の人が考えることの必要性などを訴え多くの参加を呼び掛けた。

 

  国会包囲実行委で沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さん(名護市出身)は「この苦しみや複雑な痛みを日本の人は分かってくれるのか。安保条約の締結によって沖縄に基地が置かれ、沖縄を踏みにじって日本は繁栄してきた。沖縄をまた捨て石にしてはいけない」と涙ながらに語った。

 

  総がかり行動実行委の福山真劫さんは「沖縄の怒り、悲しみを本土、東京のわたしたちがどれだけ受け止めて、どれだけ本気で沖縄と連帯していくのかということが問われ続けてきている」と話した(2016年6月16日配信『琉球新報』)

 

 

6・19沖縄県民大会 事件に抗議、追悼 米海兵隊撤退を決議へ

 

 元米海兵隊員の軍属による女性暴行殺人事件に抗議し、海兵隊の撤退・日米地位協定の改定などを求める沖縄県民大会が19日午後2時から、那覇市・奥武山(おうのやま)公園陸上競技場で開かれます。

 

 主催する「オール沖縄会議」は5万人の参加を目指し、基地あるがゆえに続く事件に対する県民の追悼・抗議の意思を示す考えです。

 

 主催者は翁長雄志知事をはじめ、県内の全首長、国会議員・地方議員や政党・団体や個人に参加を呼びかけます。ただ、自民党は14日、不参加を表明。公明党も不参加の方針です。

 

 大会決議には、5月26日の沖縄県議会決議を踏まえ、(1)在沖米海兵隊の撤退(2)普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設の断念(3)日米地位協定の抜本的改定(4)遺族と県民への改めての謝罪と完全な補償―の4点が盛り込まれる見通しです。

 

 採択された決議は、23日の「慰霊の日」に行われる式典に参加する関係閣僚に手渡すか、20日か21日に上京して日米両政府に手渡す方針です。

 

 大会は雨天決行。犠牲になった女性への哀悼の意を示すため、黒い服装か黒いリボンなどの着用を呼びかける考えです(2016年6月16日配信『しんぶん赤旗』)

 

 

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